結城市の歯科|定期検診の頻度は?むし歯や歯周病予防に効果的なタイミング

こんにちは。
結城市の歯医者【河野歯科医院】です。
「今は痛くないけれど、定期検診の頻度ってどのくらいがよいんだろう?」と迷ったことはありませんか。
じつは、定期検診は通い方しだいで、将来の治療回数や治療費をぐっと減らすことにつながる、「お口のメンテナンス」の時間になります。
このコラムでは、定期検診の頻度の目安や、お口の状態によって通院間隔が変わる理由、検診でできる予防ケアについて、やさしくご紹介します。
ご自身やご家族に合ったペースを考えるきっかけとして、気軽に読み進めてみてください。

河野雅人 院長
1989年 日本大学歯学部 卒業その後、都内の歯科医院にて勤務
1996年 河野歯科医院 開院
医院名:河野歯科医院
所在地: 〒307-0001
茨城県結城市結城1572
Contents
定期検診の頻度はどれくらい?~目安は3〜6ヶ月ごと~

まずは、多くの方が気になっている「定期検診の頻度は、どれくらいがいいの?」のお話から始めます。
「どのくらいの間隔で通えばいいのか」がわかると、通院の予定も立てやすくなります。
一般的な定期検診の目安は「3〜6ヶ月ごと」
定期検診の頻度には個人差がありますが、多くの歯科医院では、3〜6ヶ月ごとの受診を一つの目安としています。
▪むし歯・歯周病のリスクが高めの方
1〜3ヶ月ごとにこまめにチェックする場合があります。
▪比較的トラブルが少なく、セルフケアも安定している方
3〜6ヶ月ごとの検診で、変化がないかを確認していくことが多いといえます。
定期検診は、症状が出てからあわてて通うものではなく、「小さなむし歯のサインを早く見つける」ことや、「歯ぐきや歯を支える骨の変化を早めにとらえる」ための時間です。
半年以上あいてしまうと、気づかないうちに病気が進んでしまう可能性が高くなるため、3〜6ヶ月ごとの定期検診が、予防の上でもちょうどよいペースといわれています。
お一人お一人に合わせて「適切な頻度」をご提案

河野歯科医院では、最初にお口全体の状態を確認し、生活スタイルもふまえた上で、定期検診の頻度をご相談しています。
▪これまでのむし歯・歯周病の治療歴
▪歯ぐきの状態や歯周病の進行度
▪歯並びやかみ合わせの特徴
▪歯磨きやフロスなどの習慣
▪ライフスタイル(お仕事・ご家庭のご事情)
こうした点を総合的に見ながら、「最初は3ヶ月ごとに様子を見て、状態が安定してきたら4〜6ヶ月ごとに」といった形で、お一人お一人のお口に合った、無理なく続けられる定期検診の頻度をご提案します。
一度決めたペースにとらわれる必要はありません。生活スタイルが変わったときは、その都度いっしょに見直していきましょう。
どうして定期検診の頻度が人によって違うの?
「友達は年に1回だけなのに、自分だけ3ヶ月ごとなのは、なぜ?」と感じる方もいらっしゃいます。
定期検診の頻度がちがうのは、その人ごとのリスク(むし歯や歯周病のなりやすさ)がちがうからです。
むし歯・歯周病の「なりやすさ」はお一人お一人違います
むし歯や歯周病は、
▪細菌の種類や量
▪歯の質
▪唾液の量・性質
▪食生活(間食や甘い飲みものの習慣など)
▪歯磨きの仕方やデンタルグッズの使い方
といった、さまざまな要素が重なって進んでいく病気です。
たとえば、次のような方は、定期検診の頻度をやや短めにするケースがあります。
▪むし歯治療を何度もくり返してきた方
▪歯ぐきから出血しやすい、歯周病の治療歴がある方
▪間食や糖分の多い飲みものをとる回数が多い方
▪歯並びが複雑で、どうしても磨き残しが出やすい方
▪お薬や全身疾患の影響で、唾液が少なくなっている方
一方で、リスクが比較的低く、セルフケアも安定している方は、3〜6ヶ月ごとなど、少しゆとりのある頻度で様子を見ていくこともあります。
「今ある歯」を守るために
歯科に関する国の調査では、80歳で自分の歯が20本以上残っている人(8020達成者)が、ここ数十年で大きく増えていることがわかっています。
自分の歯が多く残っていると硬いものもしっかり噛めて食事の楽しみが広がり、栄養をとりやすくなるほか、発音や見た目の面でも、生活の質を保ちやすいとされています。
一方で、15歳以上の約2人に1人は、歯周ポケット4mm以上の歯があると報告されているのです。
歯周ポケットは「歯と歯ぐきの間の溝」のことで、この溝が深くなるほど歯周病が進行している目安の一つとされています。
日本は長寿国となり、人生100年時代ともいわれるようになりました。
シニア世代になっても自分の歯が残っている方が増えている今こそ、「今ある歯を、これから先もどう守っていくか」を考えながらケアしていくことが、これまで以上に重要になっています。
定期検診の頻度は、「このお口の状態なら、どのくらいの間隔でチェックしておくと安心か」という今の状態を基準にして決めることがポイントです。
参考:厚生労働省|令和4年 歯科疾患実態調査「表19.歯周ポケットを有する者の割合、年齢階級別(15歳以上)」p22 >
定期検診ではどんなことをする?~内容がわかると続けやすい~
「定期検診が大事なのはわかるけれど、何をしているのかよく知らない」という声も少なくありません。
内容がイメージできると、「何のために通っているのか」がはっきりして、通院のモチベーションにもつながります。
むし歯チェックとトラブルの早期発見

定期検診では、歯の一本一本を見ながら、次のようなポイントを確認します。
▪初期むし歯のサインとなる白い濁り
▪詰め物や被せ物の周りの小さなすき間
▪以前治療した歯の変色や欠け
こうした変化は、痛みがないことが多く、鏡だけでは気づきにくい部分です。
定期的に確認することで、歯を「大きく削る前」に対策できる可能性が高まります。
歯ぐき・歯周病のチェック

歯周病は、静かに進行し、気づいたときには歯がグラグラしていることもある病気です。
定期検診では、
▪歯ぐきの腫れや出血
▪歯周ポケットの深さ
▪歯の揺れ
▪歯石のつき方
などを確認し、今の歯ぐきの状態を把握します。
早めに変化をとらえることで、歯科のクリーニングやご自宅でのセルフケアの徹底で歯周病の進行を抑えられる場合があります。
プロフェッショナルクリーニングとセルフケアのアドバイス

定期検診では、歯科医師のチェックのほか、歯科衛生士による歯磨き指導やクリーニングも大切な時間です。
▪歯ブラシでは取りきれない歯垢や歯石の除去
▪歯の表面の着色汚れのクリーニング
▪磨き残しやすい部分の磨き方アドバイス
▪フロスや歯間ブラシの選び方・使い方のアドバイス
▪お口に合った歯磨き剤・デンタルグッズのご提案
染め出しを行うと、磨き残しやすい箇所が赤く染まり、視覚的に「どこを磨けていないのか」がわかります。
だからといって、「完璧にしなきゃ」と構えなくても大丈夫です。
今できていることを確認しながら、「次はここを意識してみましょう」と、磨き残しやすい部分のケアの方法などを教わりつつ、少しずつレベルアップしていく感覚でよいのです。
今のお口に合っているセルフケアのやり方を、一緒に考えていきましょう。
その後、専門的なクリーニングで、セルフケアでは磨ききれない部分まですっきりときれいにケアしていきます。
実際に定期検診・予防ケアの効果はでている?

ここからは、これまでの予防の取り組みで、お口の健康がどのように変化してきたのかを、見ていきましょう。
「予防に取り組むと、こんなに効果が出てきている」イメージとしてご覧ください。
子どものむし歯はここまで減っています

12歳は、永久歯がほぼ生えそろう大事な時期です。
全国の調査では、この年代のむし歯の本数は、少しずつ減り続けていることがわかっています。
およそ30年ほど前とくらべると、一人あたりのむし歯の本数が、約4本から1本以下まで大きく減少しています。
12歳児のむし歯の推移
| 調査年 | 12歳児1人あたりのむし歯の本数 |
|---|---|
| 1993(平成5)年 | 3.6本 |
| 1999(平成11)年 | 2.4本 |
| 2011(平成23)年 | 1.4本 |
| 2022(令和4)年 | 0.3本 |
フッ化物配合歯磨き剤の普及や、学校・地域での歯磨き指導、歯科医院での定期検診や「フッ素塗布」など、子どものころからの予防の積み重ねが、むし歯の減少につながっていると考えられています。
参考:厚生労働省|令和4年 歯科疾患実態調査 「表9.1人平均DMF歯数(DMFT指数)の年次推移(永久歯:5~14歳)」p11 >
シニア世代の方も「自分の歯」が残る人が増えています

シニア世代の方のお口の状態も、大きく変わってきました。
「80歳で自分の歯が20本以上残っている人(8020達成者)」は、この数十年で増え続けています。
80歳で20本以上歯が残っている人の割合
| 調査年 | 80歳で20本以上歯が残っている人の割合 |
|---|---|
| 1993(平成5)年 | 約1割 |
| 2016(平成28)年 | 約2割 |
| 2022(令和4)年 | 約5割 |
参考:厚生労働省|令和4年 歯科疾患実態調査「現在歯の状況(8020達成者等)」p17 >
こうした変化には、生活習慣や医療の進歩など、さまざまな要因が関わっていますが、定期検診とクリーニングで歯を守る人が増えたことも、プラスに働いていると考えられています。
河野歯科医院の定期検診〜楽しく続けられる予防ケアを~

結城市の歯医者【河野歯科医院】では、患者さんが楽しく・無理なく続けられる定期検診を大切にしながら、お口の健康を長くサポートしていきたいと考えています。
「そろそろ定期検診に行こうかな」「自分に合った通院のペースを知りたい」という方は、どうぞお気軽にご相談ください。
久しぶりに歯科検診を受ける方も、気楽な気持ちでお越しいただける雰囲気づくりを心がけています。


